ブレイクアウト追悼法要を厳修
オーストラリアの学期で三学期が終わった週の最初の日曜日となった9月24日、珍しく風の吹かないカウラの戦没者墓地にて今年のカウラさくら祭りの最終日のイベントである追悼法要が厳修され今年は家族と共にお参りしてきました。
午前10時に始まった式典では、カウラ日本庭園&文化会館理事のトニー・ムーニー氏がいつものように司会を務めて下さいました。オーストラリア兵の墓地での式典では、最初にさくら合唱団の皆さんがオーストラリア国歌を斉唱して下さいました。
それに続き、ブレイクアウトの夜に亡くなられた四人の豪州兵を追悼し、花輪が順に献花されました。最初の花輪は、ビル・ウェスト・カウラ市長とシドニー総領事館の松尾秀明主席領事が、二輪目は、末永正彦・商工会議所会頭、小林伸一シドニー日本人会会長、ボブ・グリフィス・カウラ日本庭園&文化会館会長が供えました。そして三輪目を水越有史郎・シドニー日本クラブ会長、ゴードン&リンデル・ロールス・カウラブレイクアウト協会会長夫妻と私とで供えさせて頂きました。
そして、トランペットの音を聞きながら全ての国の為に闘って亡くなって行かれた戦没者に思いを馳せ追悼致しました。
続いて、日本人墓地の方まで参列者が移動して、再び式典は再開、ここではまず、日本人の為の墓地が何故カウラにできたかの歴史が紹介され、その後、さくら合唱団により今度は日本の「君が代」が斉唱されました。その後、再び三つの花輪が順に記念碑に供えられました。
そして、仏教による式典へと移り、最初にブリスベンで活動するドハティ栄定オーストラリア天台僧侶による読経が行われました。
それに続いて、私が浄土真宗の作法で追悼法要を厳修させて頂きました。
その後、さくら合唱団が、復興支援ソングでもある「花は咲く」と、「ふるさと」を唱和し、日本への郷愁の念を強く感じさせて頂いたことでした。そして最後に参列者が順にお焼香をして恙なくこの日の法要を終えたことでした。
この日のお参りに参列するためにご寄付をして下さった、ゴルト良子様、そして、カウラ日本庭園&文化会館のマネージャーを勤めていて、今年の式典をオーガナイズされ寄付も納めて下さった、シェーン・バッジ氏に深くお礼を申し上げます。 合 掌
オーストラリア開教事務所長
渡部重信
フォク・フエ・ベトナム寺院での布施の日の法要に参列
2017年9月6日(水)
9月6日(水)にシドニー西部ウィザリル・パークに位置するフォク・フエ・ベトナム寺院から招待があり、彼らの暦による布施の日、いわゆる盂蘭盆会法要に参列させて頂きました。
日本でも「歓喜会(かんぎえ)」とも言われていますが、この日のお参りの名称に、英語で「The Buddha’s joyful day Festival(仏の喜びのお祭り)」とあり、食事の前に、目連尊者のお話が紹介され、『仏説盂蘭盆経』を基にしてこのお参りをしていることの説明が為されました。
私の他、タイ、ビルマ、スリランカ、中国等々の他の国の僧侶達を招いての盛大な昼食会を催して下さり、招待された僧達は皆、そのおもてなしに深く感謝したことでした。 合掌
渡部開教使
世界平和と、「シドニー本願寺」建立を祈念し、シドニーマラソン42.195kmを走る!2017年9月17日
去る9月17日に、シドニー市内を会場に行われましたシドニー・ランニング・フェスティバルのマラソン部門に初めて申込み、この日無事に生まれて初めて42.195kmを走り終えることができましたことをこの場をお借りしてご報告申し上げます。完走タイムは、4時間10分42秒でした。まずは、4時間30分以内で完走するという目標を達成できたことを嬉しく思ったことでした。
練習では、引っ越し等が重なり、思うように時間が取れず、2時間くらい(21kmくらい)までの走り込みまでが限度で、それ以上は未知の世界でしたが、途中で倒れることなく走り終えることができたことを、自分を生んでくれた両親、そしてこの日を迎えるまでに色々と相談に乗って下さった皆様、そして応援下さった全ての皆様に感謝したことでした。今度挑戦するときは、所謂、サブ4(4時間以内で完走)を目指したく思ったことでした。
今回のマラソン参加に際し、趣旨に賛同し、協力下さった、ジョージ・ゲッテンビー師、ロイ・クークさん、三井ブラウン綾子さん、ノーマン・フォングさん、石田和史&江利子ご夫妻、そして家族に今一度感謝申し上げます。皆さんのご支援を得て、走れたことを嬉しく思います! 合掌
ねてもさめてもへだてなく
南無阿弥陀仏をとなうべし親鸞聖人(一一七三~一二六三)
“All should say Namo Amida Butsu constantly,
Whether they are awakeor asleep.” Shinran Shonin (1173—1263)
(『2017 法語カレンダー(真宗教団連合刊)』より)
祭り in ウィロビーの催しで日本をアピール!
9月9日にウィロビーカウンシルの中心地チャッツウッドモールを会場に、シドニー日本クラブ(JCS)主催で日本の祭イベントが開催されました。JCS理事として企画、運営し、無事に終えることができました。
当日は午前11時からモール中心の野外ステージでウィロビー市長、シドニー総領事らVIPが臨席の下、開会式が行われ、それに続きパフォーマンスが行われました。通りには多くの日本の屋台が並び、習字、折り紙、お花等のデモンストレーションが行われ、見に来た人に実際にそれを体験してもらったり、風船釣りや、金魚すくいも行われ、地域の多くの皆さんに日本について知って頂きました!合掌
長女の亜美が無事に高校を卒業!
キララ高校に通っていた、長女の亜美(あみ)がお陰様で無事に高校の卒業式を迎えることとなりました。ご縁のあった皆様、有り難うございました!
ようこそ開教事務所へ!
カナダの泉康雄開教使のご子息である、泉アーニー君が開教事務所を訪問して下さいました。最後に会った時はまだ小学生でしたが、今は日本の語学学校の校長として活躍中とのこと!嬉しい再会でした!